人口の増加から分け与える田んぼが不足したため,政府は開墾を奨励する目的で743年に墾田永年私財法を制定した。これは,自分で開墾した土地は,自分のものにしてよいという法律。しかしこれは結果的に,律令制の崩壊へとつながった,とさ。
ニフティが提供するホームページサービス「メンバーズホームページ」でトラブルが発生し,10月31日の午後3時50分頃から現在まで24時間以上,ホームページの閲覧、各種設定などの機能が利用できない状態だ。同社によると,原因は,ハードウェアのトラブルとのこと。
このニュースを取り上げようと思って,何度かポケットニュースさんなどにアクセスしていたら午後8時22分ごろから繋がるようになった。これで復旧したようで,28時間半ほどのトラブルということか…。ワイヤードの1時間は,リアルの1日に相当するというから,1ヶ月近くもサービスをほったらかしにするのがどれほどのことか,考え直したほうがよさそうだ。ニフティとインフォウェブが統合した「@ニフティ」の船出の日に,お粗末なことこの上ない。
11月1日には,トライポッド ジャパンが開始された(ASCII24の記事)。日本でフリーウェブスペースの座をジオシティーと争うにはちょっと出遅れてしまったが,期待したい(いろんな意味で…)。ワイヤードで自分の土地を持つことは簡単だ。わずかな広告スペースという税金を出すことができれば,自らの身銭を切る必要はない。自ら耕した土地は,自分のものになる。だからこそ,お金をもらって土地を管理することを生業としているなら,万全,繊細の注意を払わなくちゃいけない。そうしないと,ワイヤードの土地制度にも大きな変革が起きてしまうヨ。
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